【一級建築士製図、縦動線のパターン出し】動線を暗記してエスキスの時間短縮

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最近の製図勉強は、過去に使用した練習課題を引っ張り出して
エスキスのタイムアタックを行っていますが
H30年の「健康づくりのためのスポーツ施設の課題」をやっていて
改めて縦動線の難しさを感じます。

この年の課題の特徴として、プール室などのウェットゾーンとトレーニングルームなどのドライゾーン
そして共用ゾーンなどをどのようにまとめるかっていうところが一つのポイントで
受付を経由して」という条件がほぼあってその受付が階指定があるのか、それとも無いのか
プールやトレーニングをするために着替えを行うロッカー室は階指定があるのか無いのか
そんな条件の違いがありながら、受付を経由してからの上足ゾーンをどのようにまとめるのか?
ボリュームの大きなプール室とロッカー室は同じ階にまとめれるのか?まとめれないのか?
このような悩ませ所の判断の違いで多数派のプランと少数派のプランに分かれるというところだと思います。

特に、受付を経由してからの上足ゾーンであるプール室のウェットゾーンとトレーニングルームなどの
ドライゾーンとが階別ゾーニングとなった場合は部門内の上下階をつなぐ専用のコアが必要となります。
このような場合、共用部門の要求室をどのようにまとめるか?また他の部門があった場合にどの様にまとめるか?
上足ゾーンと他の部門との兼ね合いを考えながら縦動線をまとめなくてはなりません。

ここで【本日の本題】に入ります。

なぜプランニングの速い人と遅い人がいるのか?(こちらも参考にどうぞ

プランニングの遅い私は、どのようにしたら速くプランをまとめることができるのだろうか?
そんなことをいつも考えています。
私と同じようにプランニングスピードに自信がない人は同じ悩みを抱えているのではないでしょうか?

そんな私がここ最近のエスキスで気付いたことを発表します。

プランニングの速い人は動線が頭に入って言っている

 こんな場合どのようにまとめますか?

  • 地上3階て
  • 部門構成:スポーツ部門と共用・管理部門
  • 要望:スポーツ部門は共用部門の事務室を経由してアクセスできるようにする。
    スポーツ部門は上足とする。
    共用部門の要求室として、研修部門と集会部門 レストランは必要なし。

少しザックリとした条件ですがプランニングの速い人はこの条件だけで
なんとなくパッパッパと動線がイメージできるのではないかと思います。

多分ここがプランに具の速い人と遅い人の一つの分かれ目だと思います。

何を伝えたいかと申しますと。

プランニングの速い人は動線を知っています。

特に縦動線を知っています。

私は先程の条件が出された練習課題を解くときにスポーツ部門のロッカー室の配置に悩み
時間がかかりました。
エスキス終了後の一人反省会をして「なんでロッカー室の配置に悩んだんだろう?」と
「プランニングの速い人はここをどのように考えるのだろうか?」などいろいろ考えた結果
一つの答えにたどり着きました。

それが、動線を知っているということです。

プランニングの速い人は動線のパターを知っています。

動線のパターを知っているので先程の条件や要望があった場合、1階に共用部門をまとめて
2階と3階にスポーツ部門をまとめたら縦動線が簡単ですむ。(課題文的には明快になる)
という考えに早く到達できるのだと思います。

だから今回のロッカー室は2階に配置っという具合にプランをまとめていけるんだと思います。

それではプランニングを早くするためにどの様にするのか?

プランニングを早くするために縦動線を暗記する

パッとイメージできる人と私のようにう~ん?と悩む人に分かれるのかもしれませんが

私はこの解決方法として「もう動線は暗記」だなと思いました。

学科の勉強の時のように暗記をする。

徹底的に暗記をして縦動線に慣れる。

健康づくりのためのスポーツ施設の練習課題を参考に縦動線のパターン出しを
まとめました。

上足ゾーン縦動線のパターンだし

5つの上足ゾーンのパターン出しをしました。

上足ゾーンは受付を経由するので専用ゾーンとして考えられます。

例えば「美術館の課題」のように有料ゾーンがあったら同じように考えられます。

上足ゾーンなどの専用ゾーンがある場合のポイントは、【受付】をどこに配置するかで
縦動線が変わるということです。

まとめ

5パターを頭に叩き込んでおけばある程度縦動線は対応できるのではないかと思っています。

課題文を読んでから縦動線を一から考えるのではなく、特記事項を読んだらある程度
「このパターンかな?」という感じである程度アタリをつけれるようになれることが大切なんだと
練習課題と解きながら痛感しました。

動線を制している人からすれば課題は変わっても動線のパターンは同じって
考えているのかもしれませんね。

目指せ一級建築士!



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