【一級建築士作図対策】平面図1階~3階利用者階段の書き方

一級建築士製図 作図

ど~も~ タニで~す!

今回は利用者用階段の書き方についてです。

皆さんは利用者階段、どのように書いていますか?
いろいろそれぞれ書き方があるんだろうな~

実務で図面携わっていない場合、結構階段の書き方で悩みますよね~

私なんて初年度の作図で階段を書くとき、参考にしていた製図の本を片手に
三スケ出して階段の段数の寸法取りながら書いてましたからね。(笑)  なまら懐かし~!
イヤホンとマジで・・・・作図の難関でしたね~ 階段は。第一関門って感じでした。

そんな私もかれこれ製図試験4回を経験し当時難関であった階段の作図も
体で覚え、数か月書かなくても反射的に書けるくらい成長しました・・・ (早く合格しろ・・・!)

そんな私がお送りする階段劇場! 題して「利用者階段(7m,6m)タニさんの書き方」

それでは行ってみましょう!

 

 

 

一級建築士作図対策 利用者階段 7mの場合

 

階段を書く上でポイントとなるのは階段の段数踏面の幅ではないでしょうか!?

作図で階段を書く際場合いちいち計算している時間が無いので階段の段数は
頭に叩き込む必要がありますし、踏面を書く際はいちいち三スケを登場させずに
体で反応して書くぐらいでないと、なかなか作図ズピードも上がってこないと思います。

私はこんな風に階段を書いています。

 

利用者階段作図 基本編 7mスパン階高4mの場合

 

一級建築士作図利用者用階段1階 一級建築士作図利用者用階段2階 一級建築士作図利用者用階段3階

各階こんな感じで書いてるんですけどね・・・

踏面の書き方の感じが何となく伝わるかと思い、方眼紙の横線を赤のフリクションで
書いてるんですが、私の利用者用7mの階段を書く際のポイントととしている部分は
方眼の横の線上に踏面の線を書くところと方眼の横の線をまたいで踏面の線を書くところです。

例えば、踏面一段目の2本目の線は方眼紙の横の線上に書いています。
赤い線と重なっています)

踏面5段目は方眼紙の横の線を「またいで」います。(赤い線をまたいでいます)

私はこのような感じで階段の書き出しのポイントを決めて、そこが決まったら
後は、均等になるようにある程度間隔を抑えながら踏面の横線を書いて階段を仕上げています。

 

段数としては

 

  • 階高4m: 4000/160=26段で上がり切り 基本
  • 階高4.5m 踊り場で3段増やす
  • 階高5m: めんどくさいんで踊り場に二回転と表示する。

 

階高が変わった場合は階段の段数が変わるので書き忘れに注意が必要ですよね。
(私・・・よく書き忘れします。反省)

作図だけで考えると踏面の幅が多少違ったり、見てくれが多少汚かったりしても
個人的にはあまり気にしていません。

階高が変わった場合など、階段の段数がそれなりに書かれていればオッケーぐらいに考えています。

と言うことで・・・次は6mスパンとなった場合の階段の書き方です。

 

一級建築士作図対策 利用者階段 6mの場合

 

スパン変更して6m×7mとなった場合なんですが、いつでもかつでも7mスパンの階段と
限らないので、いざという時のために6mスパンの階段も書けるようにしていた方が
良いと思います。

確か製図受験2年目だったと思いますが当時のユーザープランニングを見て
合格者のプランを勉強していた時に、合格者の作図から、たまたま6mスパンの階段を発見

「この6mスパンの階段は書きやすそう!」

なんて感じで、パクらせて頂き現在に至るんですが・・・
何度も繰り返し練習し、6m=体が反応するって感じまで体に叩き込みました。(笑)

 

突っ込みどころがあるかも知れませんがこんな感じです

 

利用者階段作図 6mスパン階高4mの場合

 

 

一級建築士作図利用者用6mスパン

EVの間口をどうしても3mの方向に向けたい場合など活躍します。

8mスパンの場合はどうにでもなるんで7mと6mスパンの階段を制していれば怖いものなしですね!

 

『製図の練習用に使える方眼紙の紹介をしています.

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【独学の方にお勧めA2製図用紙】金額で決めるならこの製図用紙で決まり!

 

『勉強が疲れたと感じた時に読む記事はこちら↓↓↓』

一級建築士受験【疲労回復する勉強法とアイテム3選】

 

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まとめ

 

私は7m階段の書き方を覚えるのに、当時通っていた資格学校の教科書を見なが書くことで
自分自身の基本ができました。
何か一つ参考になるのを見つけてそれを基本にするのが階段を制する近道かも知れませんね!

目指せ一級建築士!

コメント

  1. […] ど~も~ タニで~す。    (前回のブログはこちらから) […]

  2. akio より:

    こんにちは。私は昨年初受験。学科合格したのですが,勉強間に合わず製図はパスし,今年受験しようと製図独学勉強中です。
    本業は電気設備なので建築実務はシロウトですが,よろしくお願いします。

    タニさんのブログを最近見始めましたが,経験談や動画などのリンクもあり,とても参考になります。
    さて,階段の書き方について質問させてもらえませんか。
    大空間の部屋などがあり,階ごと階高が変わる場合がありますよね。
    たとえば,1階4.5m,2階4.5m,3階4m。
    室配置の都合で,1.5回転が使えず2回転階段とする場合,3階階段の書き方はどのようにしたらよいのでしょうか。屋上に設備スペースがあり,階段は屋上まで繋げたいです。
    3階→屋上を1回転とすると,踊り場スペース等が合わなくなるので,3階も2回転とするのが正解でしょうか?

    階高4500÷160=28.1 → 2回転で 8段×4
    階高4000÷160=25   → 2回転で 7段×4

    いきなりの質問ですいません。
    参考書を見たりネットもいろいろ検索したのですが,分かりませんでした。

    • タニ より:

      akioさん

      初めまして、ブログを読んでいただきありがとうございます。
      学科初受験で突破されたんですね!

      ご質問の階段の件ですが、今まで僕が勉強してきた内容で返答しますね!その点ご理解下さいませ。

      ご質問の階段は管理階段のことかなと思いましたが・・・
      まず、僕は利用者階段、管理階段いずれも1.5回転の階段は計画しません。
      akioさんがおっしゃるように上階と下階で階段の出入り口が変わりプランがしにくいからです。

      階高 【1階から2階 4.5m】 【2階から3階 4.5m】 【3階からR階 4m】 の場合。

      利用者階段 ⇒ 2階と3階の平面図で踊り場に3段増やします。 29段で上がりきり 4500÷29段=約155㎜
      管理階段  ⇒ 利用者階段と同じく踊り場に3段増やします。 23段で上がりきり 4500÷23段=約196㎜

      管理階段は、蹴上200㎜以下で計画すれば良いと思います。
      3階から屋上への階段は平面図では切断され表れてこないと思いますが、階高が4mなので
      通常の管理階段の段数20段で計画すれば良いと思います。

      以上参考になれば幸いです。

  3. akio より:

    さっそく回答&解説くださり,ありがとうございます!
    なるほど,踊り場だと簡単そうですね。
    踊り場で3段増やせるのは1階だけなのかと勝手に思い込んでおりました。
    ありがとうございます。

    今後も参考にさせていただきますので,ブログ更新楽しみにしています。

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