一級建築士 学科法規 スピードアップのための勉強方法

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

法規はトレーニング(力学も)という事は前回も触れました。

私は、一級建築士の学科の勉強を始める前は毎週3日程度10キロのランニングや
腹筋運動、腕立て伏せなど筋力トレーニングを行ってました。
試験勉強の時間を確保する中で段々と体を動かす時間が減りここ数年は
週一回の空手での稽古が体を動かす唯一の時間となっています。
過去、フルマラソンに参加し完走したこともありますが、今では10キロはおろか
3キロ走るのもやっとだと思います。(笑)

このような体力運動と法規は似ていると思います。

ランニングも腕立て伏せも腹筋運動も始めるときは少しの回数で筋肉が痛くなり
筋肉の回復にも時間がかかりますが、回数を重ねることで体力がつき回復も早くなります。
皆さんご経験あるか、若しくは理解ができると思います。

法規に関しても同じことが言えます。
勉強の初めの段階では、言い回しも面倒な条文になかなか理解ができず苦痛に感じることも多いですが
体力運動と同じく回数を繰り返すトレーニングを行うことで、頭の中の体力や筋力が増え
確実にズピードアップが図れます。
その逆もまた然りです。やらなければやらないだけ体力が落ちこれに比例してスピードも落ちます。

私は、法規の模試などタイムアタックを行った際はほぼ20分~30分見直しの時間が取れます。
今年の学科本試験(R2.7/12)でも20分程度の見直し時間が確保で来ました。

でも今はそこまでは早く解けないと思います。

何故か、法規のトレーニングを今はしていないからです。(製図の勉強をしています)

 

 

トレーニングという意識でスピードアップが図れる

 

例えば皆さんは、建築基準法施行令129条からの条文をどのように整理されていますでしょうか?
この条文は129条から129条の15までに分かれています。
ただ単純に過去問を解いていないでしょうか?
ただ単純に過去問を解いていると本試験やタイムアタックの際にやられてしまします。

129条は階避難から始まってその隣に全館避難があり、設備、エレベーター、エスカレーター
非常用昇降機などザックリとでも頭に浮かんでくるようにしなくてはなりません。

そのような作業をランニングや腕立て伏せ、腹筋運動などのように繰り返し繰り返し条文を整理しながら
トレーニングすることで法規を引く体力が自然とつきスピードアップにつながります。

また、施行令120条から122条などは法令集を引き調べたとしてもじっくり頭の中で考えていては一問に対して
約3分の時間の中で解くことはできません。
過去問を解く中で繰り返し「15階以上の場合はこう」というようなトレーニングと積むことで課題文のポイントが読み取れ
反射的に答えれるようになります。

もう少し触れておきます。
耐火と準耐火、防火と準防火、不燃と準不燃などその違いを問われる問題があります。
この手の問題は、いつ問題が出されても対応でいるように鉄板と考えて、ふと思ったときに条文を読む癖をつけます。
そうすることで違いが頭り入り課題文を読んだ時点である程度正誤の判断がつくようになります。
だいたい問われてくるところは同じなので!

法規の勉強法についてはこちらのブログでも書いてます。↓↓↓

一級建築士学科 法規 階避難安全検証法 全館避難安全検証法

 

制限時間内に終わらないという不安を取り除くために

 

この不安は一級建築士に挑戦する誰もが抱くことではないでしょうか!
日々の仕事で法規関係をされて入れ方は例外ですが。

何度かタイムアタックをする中で制限時間内に余裕をもって終わる経験をされたら自信がつくと思います。

そのために、ご使用の問題集を一周終えたところで過去の本試験の問題をタイムアタックしてください。

  • 制限時間内に終わらせるタイムアタックのやり方
  1. 一問に3分以上かけない。(時間がかかっていると感じたら迷わず次に進みます)
  2. 基本法令集を極力使用しない(そのような意識で行う)
  3. 絞り切れなくてもこれでないかなと思う枝があればその枝を解答し次に進む(あたりをつけて次に進みます)
  4. 基本次へ次へという気持ちで進める(焦るという意味ではない)

そのような感じで一度、法規の本試験を解いて行ってください。
このようなタイムアタックを行い25点以上取れると自信がつきます。
最初は実力がついているのか実感が無いかもしれませんが、何度か行うことで自信につながります。

タイムアタックを行い点数が取れなくても自信を落とすことはありません。
過去問の解き直しをまた行えばいいだけです。基本に立ち戻ればいいだけです!
あわてる必要も全くありません!

大切なのはタイムアタックの目的です。
このタイムアタックの目的は、時間の感覚をつかむことです。
「こういう風に問題を進めれば20分前に終了できるんだ~」
「20分早く終わるとこれだけ見直しができるんだ~」
こんな感覚を体験するのが狙いです!

この感覚をつかみ、点数が伸びてくるようになるとしめたものです!
法規が点数の稼ぎどころになります。

 

 

まとめ

ひっくるめて言えば各科目過去問を繰り返し解くということはトレーニングということになるかも知れませが
法規や力学は同じ手順を繰り返すということから体力トレーニングと似ているなと思いそのように表現いたしました。

それでは皆様良い週末を!

目指せ一級建築士!

コメント

タイトルとURLをコピーしました