ど~も~タニで~す。
実は、たま~にYouTuberやってるんですけど、そのチャンネル名は「建築バカ一代」!
10日くらい前に「20分で断面図が書ける」というタイトルで動画をアップしたんですけど
タニさん的にかなりバズってます!
こんな動画です⇒ 【一級建築士製図】 20分で書ける断面図の作図法
なんとこの断面図ネタの動画!再生回数が約10日間で228回!!!
しかも、知らないうちにチャンネル登録者数18人!!
いつも、YouTubeやブログを見て頂き毎度ありがとうございます。
やっと私もバズらせていただきました。(笑)
うん?そんなのバズってるって言わない?(笑)
なるほど~ ワカリマシタ。それでは本題に入ります。バズるネタ!?
先週は前回のブログでもお伝えした、抽象的な言い回しの対策について考えていたんですが
今週からは、いつものようにと言いますか、過去問を使ってエスキスをやっています。
昨日、H15の過去問を使ってエスキスをやっていたら気付いたことがありまして。
また、今頃かってツッコミが入るかもしれませんが、気づいたことは何かといいますと・・・・
コマの増やし方です。
コミセン系の課題ではよく「地上に屋外遊戯場等を設けろ」というような要求があります。
ほぼほぼ、屋外遊戯場系はヘリあきだけで計画できないのでウツワを削ることになると思いますが
内部のプランをまとめる際にスパン調整で、一コマウツワを増やし、やっとプランがまとまったと
最終確認をしたら「ヤバイ、屋外遊技場の面積が足りない」という経験ありませんか?
慌てて、西側か東側のヘリあきを広げたり、場合によっては最悪プランのやり直しですよね。
折角もう少しで作図に入れると思ったのにまさかの手戻り。
そんな困ったコマの増やし方にならないために。
それでは行ってみましょう! 【困らないコマの増やし方】
そのコマの増やし方困ります!
もしかしたら、そんなことわかっているという人は多いかもしれませんが、
何をお伝えしたいかと言いますと、X方向6コマから7コマに増やした場合、屋外遊戯場などの
面積が不足しますよということです。
こちらをご覧ください。気合のスクリンショット! パート1
例えば、地上の南側に屋外遊戯場が要求された場合で面積は約200㎡だったとします。
取っ掛かりのウツワの計画で、基本形のウツワ6コマ×4コマを南側のコマ、4コマを削る想定をすると思います。
- 49㎡×4コマ=196㎡
このまま建物内部のプランがX方向、6コマ×7mの42mで計画出来ればいいのですが、さすがは一級建築士の試験。
そうは問屋が卸さない、ことも多々あります。
そのような場合、X方向6コマから7コマにコマを増やして計画すると思いますが、上記の図のように
東側にコマを増やした場合どのような現象が起きるのか・・・?
X方向、全体の長さは42mと変わりませんが、6コマから7コマにコマ数が増えたので
一コマ当たりの長さ(スパン)が6mとなりウツワの削った部分の4コマの面積は168㎡と
屋外遊戯場と想定して確保した196㎡よりも減ることになります。
この時私たち受験生はどのようなことを考えているのか・・・・?
まず間違いなく、内部のプランのことに集中しているのではないでしょうか!
動線、ゾーニング、室の配置等、早くプランをまとめたい。こんな感じで頭の中はもう、この建物の中の事で
いっぱいいっぱいだと思います。
当たり前だと言えば当たり前です。
内部をまとめる作業をしているのですから。
そして、ようやく内部がまとまり計画忘れが無いかとバイコマの最終チェックをかけるときに気付くのです。
「ヤベェ~屋外遊技場の面積足りない。」と
【困らないコマの増やし方】一級建築士製図エスキス対策
それでは、最終チェック段階で困らないコマの増やし方はどいう増やし方か・・・?
ポイントはウツワの形状です!
こちらをご覧ください。気合のスクリンショット! パート2
先程は、東側に一コマ増やしました。
そこから、屋外遊戯場として確保しているコマ数が4コマだとスパンの長さが6mとなるので
要求されている面積よりも不足することが分かりました。
- 42㎡×4コマ=168㎡
ではどうするのか!
Y方向(南北方向)3コマの部分のコマを増やします。
こうすると、屋外遊戯場として確保できるX方向のコマ数は5個コマとなり面積としては210㎡のスペースで
計画できることになります。
簡単に言えば、東側でコマ数を増やすのか?西側でコマ数を増やすのか?ということ。
これを知っているだけで最終的に【困ったチャン】にならなくて済みます。
今日でサヨナラ。困ったチャン。
【困らないコマの増やし方】 もう一つの注意事項
もう一つの注意事項って何かと言いますと。
始めにお伝えした東側でコマを増やすと床面積も増えるんですよね。
冷静に考えられている今はそんな事当たり前と思うかもしれませんが・・・・
本試験で冷静でいられる自信はありますか?
私はノーです!だから本試験まで勉強します。
本日最後、気合のスクリンショット パート3
①は基本の1176㎡から屋外遊戯場分の面積196㎡を引いてその面積に3層分をかけています。
②は東側に一コマ増やしX方向を7コマにした場合です。
①を基本として②と比べると
①2940㎡<②3024㎡ 当たり前ですが②の方が面積が増えます。
これに気付く時って私たち受験生はどのタイミングでどういう状況にあるか・・・・
屋外遊戯場は面積不足、床面積はオーバー、スパン調整したい要求室があるのにスパン調整は使えない。
多分、バイコマを終了し最終チェックをしている私たちはこのような状況に陥ると思います。
トータルの床面積で84㎡増えてますからね。やばいっス。
やっぱり頭の中のどこかで4コマ、ウツワを削っているから大丈夫という意識が
働いているんじゃないかと思うんですよね。
コマをいじくるとかスパンを調整するとかってこういことなんだと改めて思います。
これは、ウツワのコマを増やしたり削ったりした場合の暗記事項だと思います。
チェックがどうのこうのではなく学科のノリでアンキ(暗記)!
まとめ
私はこれまで経験した製図本試験から今年の受験対策本丸はウツワだと考えています。
これはあくまで私自身の本丸です。
ミスを減らすためにチェック事項を決めるのも大切ですがミスを犯した原因をつかむのも大切だと思います。
時間はかかりますが、どっちが具体的か抽象的か? さーどっち?
目指せ一級建築士!
SAKAEテクニカルペーパー グラフ用紙 A2 5mm 方眼 上質紙 81.4g/m2 50枚 A2-51 価格:2,405円 |
コメント