ども~~ タニです。
今日の北海道はしばれています!
当たり前ですよね。もう12月の中旬、一年アッちゅうまですね~
今年は皆さんにサンタクロースやってきそうですか?(合格発表のこと・・・)
私はもうすでに腹が決まっていて来年に向けてスタートしています。
なぜ腹が決まっているか・・・! その内容は前回のこちらのブログに書いてあります。↓↓↓
R3一級建築士製図本試験「集合住宅」ガッツリやらかしました発表会!
ということで、今日は、前回のブログ、
R3一級建築士製図本試験「集合住宅」ガッツリやらかしました発表会!
から一歩進みまして、「なぜそのようなことが起きたのか」「それを防ぐ方法は無いのか」について
語っていきます。
発表しっぱなしだったら放置プレイですからね・・・・(笑)
それでは語ってまいります。
なぜガッツリやらかしてしまったのか(反省)
私は、R3一級建築士製図本試験「集合住宅」の課題で「道路斜線」と「在宅勤務を考慮したスペース」の部分で
ガッツリやらかしを行いました。
内容についてはこちら(前回のブログ)↓↓↓
R3一級建築士製図本試験「集合住宅」ガッツリやらかしました発表会!
なぜやらかしてしまったのか?
答えは簡単。 「勘違い」と「思い込み」です。
なぜやらかしてしまったのか?⇒「勘違い」「思い込み」⇒なんだそんな事かってなりそうですが
かなり根深いです!この「勘違い」と「思い込み」は。
今回R3製図試験を振り替えるにあたり、試験課題をコピーし当日の状況を思い出しミスを
犯した時どのように考えていたのか思い浮かぶ限りを課題用紙に殴り書きしました。
青のフリクションを使いながら当時の考えた事柄を思い出し書き進め
「何でこんなことやってしまったのかなー」という感情と戦い行きついたミスの答えが
「勘違い」と「思い込み」です。
この「勘違い」と「思い込み」が発動すると合格はまず無理です。
なぜなら、頭が間違った答えに洗脳され間違った情報のまま各段階のチェックを行うからです。
そう。 間違っているのに間違っていることに気付けない。
頭が「勘違い」と「思い込み」に洗脳されている状態です。
そして1番恐ろしいのが、読み取り段階、エスキスの初期段階で合格とは逆の不合格の道に
突き進んでいることです。
頭が洗脳されているので、各段階のチェックでは、気付けない事が多いと思います。
ではどこでミスに気付くのか?
作図の途中や課題が終了して数時間後、ある程度時間が経った翌日。こんな感じだと思います。
言葉では簡単ですが、かなり根深くないですか?!
「勘違い」と「思い込み」!
それでは、なぜ「勘違い」と「思い込み」が発生するのかについて。
「勘違い」と「思い込み」
「勘違い」と「思い込み」、これについてR3の課題に殴り書きをした内容を読み返しながらいろいろ
考えてみました。
私が出した答えは、「勘違い」と「思い込み」これは、似ている言葉で、同じことのように思いますが
全然別の状態です。
あくまで私の持論なので、どちらも同じという方はスルーしてください。
それでは「勘違い」と「思い込み」、この違いについて。
「勘違い」
これは、情報が一瞬で入れ替わっている状態です。課題文で言うと正しい情報が何かの拍子に一瞬で
誤った情報に入れ変わった状態です。
抽象的なのでもっと具体的に言うと、今回R3の課題で私は東側の道路斜線に抵触する図面を書きました。
もしかしたら、西側の道路斜線に引っ掛かった方が多いのかもしれませんが・・・・
東側の道路斜線を検討する際に「2以上の前面道路の緩和」で8m×2a=16m(緩和の適用範囲)
この計算の16mが頭に残り、この地点から東側の道路の幅員は16mという認識になり一瞬で
間違った情報が頭に入ってしまいました。
道路幅員16mという練習課題もあるので一瞬で引っ張られた感じがします。
これが「勘違いです」(私の持論)
「勘違い」を起こしやすいところとは?
勘違いを起こしやすいところは「数字」と「要求室」などです。
例えば
数字
- 道路の幅員、ヘリあき、要求室の面積等
要求室
- 多目的ホール⇔多目的室 ゴミ保管庫⇔ゴミ置き場
特に数字の「勘違い」はかなりヤバいです。
「思い込み」
一瞬で情報が入れ替わる「勘違い」とは違って「思い込み」は時間をかけて情報が入れ替わってきます。
読み取りの際に読み取った情報は正しいのに、その内容を考えているうちにいろいろな過去の情報を引っ張り出し
たり、自分の考えを付け加えたりして時間とともに、求められている要求が違うものに変化している状態です。
もっと簡単に言うと求められ散る要求に頭がついていけていない。そんな感じです。
例えば、私は今回、R3で「在宅勤務を考慮したスペース」に窓を設けて居室にしてしましました。
試験元がどのように判断するかは分かりませんが多分、求められている要求とは違うと思います。
この「在宅勤務を考慮したスペース」、読み取り段階ではスペースとしての意識はありました。
住戸Aが2LDKの要求で今回3LDKの要求が無く内心良かったと思っていたからです。
住戸A⇒2LDKという頭でいました。
ではどこで入れ替わったかというと、記述の住戸のプランを書く時です。
その時に何故か「在宅勤務を考慮したスペース、窓があったほうがいいんじゃない?!」と考えてしましました。
時間の経過とともにある地点で完璧に自分の考えを付け加えてしまいました。
これが「思い込み」です。(持論)
「思い込み」を起こしやすいところとは?
「思い込み」は新しい文章があった場合そこを考えている時に起こりやすいと思います。
例えば
R1(10月)
- 前室、倉庫は床面積に含まない。
R2
- 3つのユニットを設ける。
「前室、倉庫は床面積には含めない」といわれ、頭では分かっていても実際プランを始めると
床面積に含んでしまう。 いつもと同じようにやってしまう。
これも「思い込み」の特徴だと思います。
反省から対策へ
ここからは、前回のブログからこれまでの内容を踏まえて今後の対策について一部語っていきます。
頭が「勘違い」と「思い込み」に洗脳されたら不合格に突き進みます。
では、そうならないためにどうしたらよいのか?
間違った情報に頭が支配されないように、振り回されないように
対策を練らなくてはなりません。
対策のキーワード
- 課題文の理解
- 課題文に付け加えない
- 数値の確認
これだけ見ると「ナ~んだ」と思うかもしれませんがこのキーワードのパターン出しをするのがまず大切なんです!
この対策のキーワードはそれぞれの受験生で違ってくると思います。
私と同じように「勘違い」と「思い込み」がミスの要因として多い方は似てくるかもしれません。
ここを考えるときに大切にしたのが、「間違いを防ぐために必要な事とは?」という具合に考えることです。
そうして考えて対策を練っているうちに上記のようなキーワードが見つかりました。
それではなぜこのキーワードが大切かについてですが、それはこの抽象的な対策のキーワードをもとにして
もう一歩踏み込んで今度は、解決策を探っていくからです。
やっとたどり着きました!これより先は本日のメインイベント
解決策についてです!
解決策 読み取りのマーキング
解決策、それは読み取りの時の際に行うマーキングのやり方を変える!です。
まず、読み取りのマーキングですが、私は今年の製図本試験からシャープペンでマーキングを行っています。
ちょっと今まで文章ばかりだったのでこちらの動画で休憩↓↓↓
シャープでマーキング作戦参考にして下さいませ!
マーキングのやり方を変える
本日のメインイベント!に入ります。
課題文の読み取りにの際に蛍光ペンを使いながら読み取りを行うと思います。
この蛍光ペンを使ってそれぞれの色に意味を持たせて色分けをしながら読み取りを進めていくと思うんですが
この色分けって本当に意味を持ったにマーキングなんでしょうか?
蛍光ペンを使用してマーキングすることで各課題を解くときにミスは防げているのでしょうか?
今年の本試験が終了し自暴自棄になりながらも、なぜ自分は不合格になってしますのか?
なぜ合格できないのか?
そんなことを突き止めるために、過去に受験をした試験課題を引っ張り出し
自分はどのようなミスを犯した来たのか、当時を思い出しながらもう一度振り返りを行いました。
今年も含め各年多数のミスを犯していますが、たどり着いたミスの大半の原因が「勘違い」と「思い込み」です。
そしてそのミスは冒頭でもお伝えしましたが、読み取りの地点、エスキスの初期段階で
起きていることが分かりました。
私たち受験生は「動線」や「景観」「外部から利用させる」など課題文で要求される
定番の文章に重要視をしながらマーキングを行うと思います。
でも本当に怖いミスはそこでは発生していません。
では本当に怖いミスはどこで起こるのか?
これは私の場合ですが、「基本形からずれているところ」「初めて目にする問われ方をしているところ」
ここで怖いミスを犯します。
この「基本形からずれているところ」「初めて目にする問われ方をしているところ」で「勘違い」と「思い込み」
が発生し重大なミスを犯してしまうということにたどり着きました。
何とかこの重大なミスを防ぐ方法は無いのか?もう同じミスは繰り返したくない。
あの作図途中で道路斜線に引っ掛かているのに気付き頭が真っ白になる経験はもうしたくない。
そして、具体的な解決策を探るうえで大切になってくるのが先ほど挙げた
「対策のキーワード」です。
この「対策のキーワード」をもとに「勘違い」と「思い込み」を防ぐべく具体的な方法を探っていきます。
そこで出した一つの答えが、読み取りのマーキングを行う際に重要なのは「自分がミスを犯しやすいところが
分かるようにマーキングを行う」ということです。
もちろん「動線に配慮」などの定番文章もアンダーラインを引きますが、マーキングの重要度で考えると
「自分がミスを犯しやすい」部分に分かりやすくする方が重要ではないかと考えます。
私の場合は先程お伝えした「基本形からずれているところ」「初めて目にする問われ方をしているところ」と
言うことになります。
では、どのようにマーキングをしているのか???
いたって簡単です!シャープで〇印で囲ってマーキングをします。
「動線」などはアンダーラインです。
こんな感じ↓↓↓
私は、「基本形からずれているところ」「初めて目にする問われ方をしているところ」でミスを犯しやすいので
課題文を読んでそのように感じられる部分に〇印をつけてマーキングを行います。
「基本形からずれているところ」って少し分かりにくいかもしれませんが、簡単に言えば
いつもと違う課題文のところなんですけど。
例えば、敷地図での基本形というと50m×35m。
これを基本形として課題文によって48m×32mという敷地が出された場合、基本形からずれているので
〇印をつけるといった具合です。
こんな感じで課題文のどこで自分は間違いを起こすのか?課題文のどこで重大なミスを犯すのか?
それらを〇印のマーキングを行うことによって明確にし未然に「勘違い」と「思い込み」を防ぐ。
それが、今日お伝えしたかった解決方法です。
まとめ
今年の本試験やこれまでの本試験を振り返り本当の自分の弱点は読み取りなんだと気付きました。
今までは、エスキスの作業手順や早くプランをまとめるにはどうしたら良いか?
また、作図時間を短縮するためにはどうしたら良いかなど、そちらの方に時間をかけて勉強していましたが
今回、本当の不合格になる原因が読み取りにあることに初めて気付かされました。
自分の弱点を知るって良いことですね。
目指せ一級建築士!
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