令和2年 一級建築士製図試験不合格 今の【エスキス】を見直して原因を追究する。

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
Uncategorized

R2一級建築士製図試験不合格でした。

今回の製図試験は、課題文を読み終わった時、あ簡単そう。っていう初めての感覚があったにも
関わらず、プログラム図などの条件整理を進め、いざプランをまとめる作業になると
これが全然まとまらず、何回も消したり書いたりを続け、あっという間に3時間が過ぎ
こうなると、気持ちも焦りエスキスのチェック時間も取れず作図に突入。
この時点で、3時間20分が経過。

間に合わないかも・・・・」 「もう、やれるところまでやるしかない・・・・

記述も焦りの中、何を書いていいか分からない。
作図はそこそこ早く書けるとは言え、中途半端なエスキスのため修正しながらの
作図ではいつも以上に時間がかかり・・・・

6時間半の経過とともに終了の合図。

【延焼のおそれがある部分の防火設備】が書けなかった。
他にもミスは多々あったが、この数年の添削課題などで書ききれなかったことは
ほとんど無かったので、そのことがまず悔やまれた。

※ 私の一級建築士受験戦績

H28 学科不合格
H29 学科合格 製図不合格
H30 製図不合格
R1   製図不合格(角落ち)
R2   学科合格 製図不合格

これからっどうするの

今まで3度の製図試験を経験し、今回がどのような結果はさすがにわかりましたので
他のブログでも書いていますが、10月の末から製図の勉強を始めています。

今年の製図試験で4回いろいろと経験をし、その中でいつもハマるのが、そして時間がかかるのが
プランニングです。
ほんと、プランニングのセンスがないというか・・・

本試験でプランがまとまらず、悩み出したら、毎回その言葉が胸をよぎります。

もう、何とかここを打開しないとどうにもならない。
今までと同じことをやっていてもまた同じ結果で、プランニングに入ったら
プランがまとまらず、「うぁ、何でいつもまとめれないんだろう」ということの繰り返し、
であればもう、おもいっきて今までのやり方に見切りをつけ
自分に他の方法をやってみようと決め、今はそのエスキス方法の勉強を進めています。

自分のエスキスを見直す

どの手順でいつも躓くのか、それはすぐわかる。
では、なぜその手順で躓くのか・・・

私の場合は、先ほどもお伝えした通り、いつも躓くのはプラン二イングです。
それではなぜ躓くのか?

プランニングに入る前に、最大の床面積や、各部門や各要求室の面積をコマという
ボリュームに置き換えて考えて進める方法がありますが、これがどうも、いざ各フロアーにこのボリュームを
与え、ボリュームを捌こうとすると、上手に捌けず要求されている床面積の形状に
納まらない。
各要求室の配置がうまくまとまらない事あるし、ボリュームチェックでは各フロアーに
ボリュームが納まるようになっているのに、実際にプランニングをすると
そのフロアーにボリュームが納まらないということもある。

プランがまとまらないと、ボリュームを疑い出す、ボリュームを疑うと今度は
建物のウツワを疑い出す。
この工程の、負の連鎖が私がいつもエスキスで躓く要因です。
原因としては、床面積をボリュームという塊に直し各フロアーに
部門やグループごとに塊を分ける。この流れの先が見えないんだと思います。
プランニングが苦手と感じいている私にとって、床面積をボリュームという
塊に直すととで逆に理解やイメージがしにくくなっていると感じるようになりました。

その躓く要因を打開するためにボリュームという考えから少し離れて
ボリュームチェックを行わない方法でエスキスをすることに決め
今はその手順や、考え方などいろいろ研究中です。
参考にさせて頂いているのは、ビリケツさんのエスキス手法です。(ビリケツさんのブログはこちら
詳細についてはまだ、始めたばかりなので参考にされたい方はビリケツさんのブログを参照してください。

改めて、プランの進め方や、要求室の配置、管理の動線の通し方などゆっくり
考えながら、今なぜ迷っているのか、今なぜ手が止まるのか、どのような時に悩んでいるのかなど
手が止まるときの思考を見つめ直すことで、自分の手が止まる部分や悩むところなど
が少しずつ少しずつですが見えてきています。

私の場合は

  1. 要求室をフレームの中に配置ができない。
  2. 管理部門の動線が通せない。
  3. 120㎡や150㎡など半端な要求室の配置に悩む。
  4. 細かい要求室の処理に悩む。
  5. 余ったスペースの処理に悩む。

どのような時に悩み、そして手が止まるのか?
10月の後半からなぜ自分はプランニングが苦手なのかなぜ苦手に感じるのか?
自分の思考にお伺いをたてながら、その都度見つめ直すとこのような答えが返ってきました。

今現在のエスキス

ここ最近は、エスキスの流れ等の作業手順や条件整理の仕方など、確認しながら
マニュアル的に覚えるために過去の練習課題を使ってエスキスを行っています。

今までのエスキスでは、だいたい平均して3時間かかっていました。

製図試験の6時間半の時間配分は、エスキス3時間、作図2時間半、記述45分、残り15分チェック時間
大体このようなペース配分で行ければいいなと思い進めていました。
課題によっては、エスキスに時間がかかり、3時間を超えることもありましたので
その分は、作図のスピードで勝負しようと考えてエスキスで時間がかかるのはしょうがない。
作図で2時間を目指そう!と時間の圧縮は作図でという考えでした。

でもよくよう考えると作図もこの時間内で書けるというのも微妙な考え方です。
自分では3時間半あれば作図はオッケーと考えていても、その時何かを書き忘れていては
試験元からしてみれば、作図が完了していないという判断がされてしまします。

私自身のエスキスで時間がかかるのはしょうがない。
その分は作図で何とかしようという考え方は
これは、逆に言うとエスキス時間の短縮に対する諦めとも取れます。

エスキスで時間短縮は難しいだろう・・・・

だってプランニングが苦手だから・・・・

このような思いもあり作図のスピードアップも図ってきましたが、
これは、エスキスが3時間以上かかり焦りの中、チェックも
そこそこで作図に入った場合、いつもは2時間半で書けるものも作図中に
プランの変更や、要求室の計画忘れ、単純な書き間違いなどのミス等で
手戻りが発生して、2時間半で計算していた作図も世程度売りに納まらなくなります。

分かっているつもりで分かっていなかったのが【提出するのは作図と記述です。】
エスキス用紙ではありません。

作図が速いのは素晴らしいことです。
ここを否定しているわけではありません。

いくら作図が早くても、エスキスで時間がかかり余裕のない形で作図を行うと
満足した作図が提出できなくなる可能性大ということです。

そのような考えから、今までの苦手な部分を克服しエスキスの時間短縮を行い
余裕のある態勢で作図をする。
そのような考え方にシフトをし、ここを目指さないと製図の合格は厳しいいのではないかと考えています。

最近行ったエスキスです。課題は、美術館の分館です。
読み取りから条件整理、倍コマでのプランニング、一度目のチェック、作図のための1/400のプランニング
最終チェックとで約2時間で納まりました。↓↓

12月から少しずつR1年の添削課題のエスキスを行い6課題を終了したところですが
ボリュームに直すということから離れ、先程の手順で要求室を入れる。
そのようにエスキスを進めた結果、6課題ほぼ2時間でまとまりました。

10月末から勉強を進め、約2か月。
まだまだいろいろ経験や検証が必要ですが、今のところの手応えは感じていて
今後、もっとエスキスを早くまとめれるようになり、そして余裕のある形で作図に入れるよう
変化を求めているところです。

今年の最後に

今年(R2)の製図試験が終了した時点でほぼ結果を分かっていたとは言え
不合格という現実知るとやはり悔しい気持ちでいっぱいです。
私は去年角落ちを経験しました。
昨年(R1)の製図試験も試験終了と同時に自分の中で結果が見えていました。
製図の試験が終了し自分の思いと不甲斐なさ、いろいろな思いや感情があふれ出て
それと同時に涙が止まりませんでした。
その後、一か月間は気持ちの整理もつかず、試験のことは何も手につかない状況でしたが
11月11日この一並びの日を区切りに、気持ちを切り替えることを決心んし
また新たに一から学科の勉強をスタートさせ、何とか今年の学科試験に合格し
製図試験は不合格でありましたが現在に至ります。

今年製図試験に不合格をなり角落ちとなった方、そして私と同じように来年も
製図試験に挑戦される方、悔しい気持ちが先立ち整理つかない思いもありますが
もう一度お互い、目的を見つめ直して一緒に再チャレンジしましょう!
中々高い壁ではありますが、自分が思うあいつらを見返してやりましょう!

不合格の私から贈る言葉

もし指導方法が合わないと感じているならやり方を見直すチャンスかもしれません。
そして勉強スタイルを見直すチャンスかも知れません。自分のために。

スタディング 一級建築士受験対策講座

こんな歌を聴きながら↓↓         目指せ一級建築士!



コメント

タイトルとURLをコピーしました