【一級建築士製図】添削課題、「子ども・子育て支援センター」を解いてみての感想まとめ

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一級建築士製図 エスキス

1/31昨日は日曜日ということもあり落ち着いてまとまった時間が取れるので
H30 前半戦で使用した添削課題「子ども・子育て支援センター」のタイムアタックをやりました。
ここ最近は、基準階系のエスキスをやっていたので非基準階系のエスキスは久しぶりだったんですが
何とかチェック時間も含めて2時間でまとめることができて、まずまずと思っていたのもつかの間
いつも行う一人反省会で重大事件が発覚!

そう、このまま「エスキスが2時間でまとまり良かったで~す。」ではブログのネタにならないので・・・・

どんな重大事件かと言いますとそれは、有名な動線のミスです。動線違反と言っても良いかも。

今回は昨日行ったエスキスでどのような動線のミスを犯したのか紹介いたします。
(今後の作図勉強にお役立てください汗)

「子ども・子育て支援センター」の添削課題で犯した動線ミス

この添削課題は課題名からも分かるかと思いますが、H28の製図本試験課題をベースにして作られた
添削課題で、周辺環境は北と東側に道路があり南と西側には公園が設定されており、その他の施設では「屋外遊技場」や
屋上広場」などが求められ、建築物の部門構成も「保育所部門」「児童館・子育て支援部門」「共用部門」といった
内容の構成となっています。

添削課題を載せるとまずいかなと思いますので、この課題の大きな特徴をお伝えしますと
保育所部門から児童館・子育て支援部門のプレイルームまで上足でアクセスできるようにするということが
求められていることです。

H28の過去問と同様にこの課題も保育所部門は1階にまとめるのが一般的だと思います。
プレイルームは無柱空間であることを考慮すると2階となります。

この1階の保育所部門と2階のプレイルームと結ぶ動線で私はミスを犯してしましました。

言葉だと分かりずらいと思いますのでこちらをどうぞ↓↓

今回解いた添削課題では、児童館・子育て支援部門の中でも児童館と子育て支援施設とは
別な括りで上足利用のプレイルーム、そして下足利用の図書室、事務室②があるという部門内の構成でした。

児童館と子育て支援施設に関してはどちらとも専用の玄関が求められおりこの動線に関してはイメージはしやすかったのですが
上足利用のプレイルームと下足利用の図書室と事務室二②をどのようにまとめ1階の保育所部門とプレイルームを
どのようにつなぐのかがプランをまとめる上で大きなポイントになる課題でした。

私は2階のプレイルームと1階の保育所部門を結ぶ縦動線の階段を管理系も使用する階段としてしまい
その結果、幼児が使用する上足利用と職員が利用する下足利用と混在する動線となってしましました。

なぜ今回の課題で動線のミスを犯したのか?

一人反省会の際思考経路をたどると、今回の課題はいつものように管理・共用部門という形で
事務室が設けられていない事や用途的に管理と保育所部門や児童館・子育て支援部門とを
明確に分ける必要もないのかなという思考経路となり管理動線についてはいつもより意識が低かったです。
プランを進める際、保育所部門とプレイルームをつなぐことはもちろん頭にあり、この動線は上足動線という
意識もありましたが、管理に関して意識が低かったため2階に配置した事務室②までの縦動線は
保育所部門の幼児が使用するプレイルームにつながる階段を共用すれば良いという考えになりその時点で
管理は下足動線ということが頭から抜け、結果上足と下足が混在する形になってしまいました。

上足動線についてはこちらの記事もどうぞ

今後どのように対策をするのか

機能図やプログラム図にしっかり目に留まるように書くが一般的かもしれませんが
私の場合は、そこでしっかり描いてもプランをしている際に気付けない可能性もあるので
もうこれはもう反射的に体で覚えます。

課題で上足利用が求められたら場合は⇒ 管理も履き替えが必要。

今回の課題では、管理系の階段と、保育所部門からプレイルームにつながる専用階段を設ければ
管理の動線は下足でも行けますが、今後、課題を解く際に課題文で上足利用が出てきたら、前提として
管理も履き替えが必要になるという意識を持てるようにこれはもう学科のノリで暗記事項にして覚えます。

今まで解いてきた添削課題を振り返ると、2階などの共用の廊下に管理の廊下をつなげ計画する場合
管理の廊下から共用の廊下に入る際に、管理の履き替えや下足を忘れることが結構ありました。

やっぱり意識が低かったということです。

まとめ

今回は、動線の反省会でしたが注意しないと駄目なのはエスキスの際にチェックを行うと思うんですが
結構動線のチェックって出来ていることを前提でチェックしていることがあると思います。
動線違反って、冷静になって考えてから「あ、ヤバイ」って感じで分かることが結構あります。

チェックの考え方として、その逆を考えてみるのも一つの方法かもしれませんね。

上足動線の逆は下足動線。

目指せ一級建築士!

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