今回は、「住宅・集合住宅」から住宅の実例を取り上げ、
特徴をピックアップしていきます。
「住宅の実例の問題苦手ー」って方、
多いんじゃないですか~?
「暗記しても暗記しても忘れる」・・・・
「結局このパターンの繰り返し」ーーーー
どうですか~?そんな感じじゃないですか~?
私たち受験生が「住宅・集合住宅」が
出題されたときの対策として
この暗記を繰り返すしかないんですかね~?
私の結論を申し上げます。
まず、暗記を繰り返しかありません。
これが大前提!
ただ、その中でももう少し突っ込んで対策ができます。
住宅・集合住宅の解説全て暗記するわけにはいきませんからね。
どんな対策か!
それは、目的を明確にした暗記!
- 定番問題は特徴を二ヶ所に絞って暗記する。
- 二軍の問題は一ヶ所に絞ってできれば暗記。
1は暗記はマスト。法規的に言えば義務規定!
2の暗記はひとまず努力。法規定期に言えば努力義務!
こんな感じで定番問題とそうでない問題の差を少しつけて
暗記を行います。
定番問題を優先させる!
そして、問題を解く時に頭の片隅から引っ張り出す。
そんな感じですかね~
それでは行ってみましょう!
今日これだけは暗記するぞ! 計画編3
勉強で疲れたときに参考にしてください
住宅の実例
諸外国の住宅
シュレーダー邸(G.Tリートフェルト)
- 造形運動「デ・ステイル」
- 無彩色と青赤黄色の三原色
イームズ邸(イームズ)
- 規格化された工業製品と構造部材
- 住居とスタジオに分かれている。鉄骨フレーム
ロビー邸(F.Lライト)
- プレーリーハウス(草原住宅)
- 庇の水平と煙突の鉛直
落水荘(F.L.ライト)
- 自然と調和を考慮した有機的建築理論の典型
- 週末の別荘
クルチェット邸(ル・コルビュジェ)
- 台形の平面を持つ医院と矩形の平面を持つ住居
- 中庭のスロープでつながれている
サヴォア邸(ル・コルビュジェ)
- 近代建築の5原則
- ピロティ―
- 屋上庭園
ファンスワース邸(ミース・ファン・デル・ローエ)
- ユニバーサルスペースを持つ単純なプラン
- 鉄骨フレームと大きなガラス
マイレア邸(A.アアルト)
- うねる曲線を使用した内部空間と外観。
- 木の豊富な利用周囲の自然との調和。
フィッシャー邸(L.カーン)
- 2層分の高さを持つ居間 二層の個室群
- 2つの矩形のボリュームが45度の角度で接合。
ゲーリー邸(F.O.ゲーリー)
- 安価な工業用素材の断片を組み合わせて覆っている。
- コロニアルスタイルの木造住宅を改修。
ヒラルディ邸(L.バラガン)
- 間口が狭く細い敷地に建てられている。
- 寝室、リビング等を配置した3層部分とダイニング、
- 屋内プールを配置した平屋部分と渡り廊下で連結している。
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二ヶ所の特徴を暗記する目的とは?
何で二ヶ所暗記をするのか?
これだけ一級建築士の受験勉強の範囲が広く
他にもたくさん暗記していかない事が沢山あるのに・・・
「何で二ヶ所も暗記するの?」
「一ヶ所の暗記で良いのでは?!」
こんな声が聞こえてきそうですが、
やっぱり二ヶ所暗記したいんですよね!
厳密に言えば時期にもよるんですが・・・・
例えば、学科受験勉強も後半となり本試験日まで
残り一か月とか一か月半。
こんな状況の場合にはもちろん今回お伝えしている
二ヶ所暗記にこだわる必要はないと思います。
そうなんですが、今回はその話はいったん置いて置いて。
私がお伝えしたいのは、どの様に暗記をしていけば
正答に結び付きやすいのか?!っという事です!
一点拾えるのかっという事!
完璧に暗記して学科本試験に臨める
受験生なんてまずいません。
では何で取りこぼしが起きるのか?
一つの要因としては、やっぱり暗記の仕方だと思います。
もちろん私たち受験生は、限られた時間の中で
勉強時間を確保し勉強を進めているので
効率よく進めれるよう心がけております。
でも私も、あなたも取りこぼしをする。
「合格するために取りこぼしを減らいしたい」
一級建築士受験生の誰もが思う願いだと思います。
取りこぼしを減らす方法は???
そう暗記の目的を明確にするってこういう事だと思います。
何回も同じ話になってしまいますが、
私たち受験生は勉強できる時間が限られております。
この状況は、各受験生同じで、そして合格するために
取りこぼしを防いでいかなくてはなりません。
話を戻します。何で特徴を二ヶ所暗記するのか!
その目的は!
取りこぼしを少なくするためです!
特徴を二ヶ所暗記する具体例
何で特徴を暗記するのかの具体例です。
集合住宅の建築物でよく出題される広島基町団地を例に挙げます。
- この建築物の特徴としては
- 原爆
- 木造老朽化
- 高層高密度団地
- 屋上共用広場
このような特徴が挙げられます。
- ケース1
出題の特徴は一ヶ所「木造老朽化」、
暗記は「木造老朽化」を一ヶ所暗記
この場合は出題の特徴が「木造老朽化」、暗記の内容が「木造老朽化」
それぞれ、同じ内容で特徴が一ヶ所なので正答に結び付けれると思います。
- ケース2
出題の特徴は二ヶ所「木造老朽化」「高層高密度」
暗記は「木造老朽化」を一ヶ所暗記
この場合の心理状況って分かりますよね!
迷ううんですよ!
「あれ広島基町団地は知っているけどそして、
木造老朽化も覚えている
でも?高層高密度団地って特徴あったっけ?」
多分こんな感じで迷います。
4枝なので消去法で解答が導き出せればいいのですが
2択で迷ったとしたら、もしかすると不正解になるかも知れません。
多分、この広島基町団地が解答の枝だった場合
不正解であれば取りこぼしとなる確率は高いと思います。
だから、特徴は二ヶ所暗記をするんです。
特に出題頻度の高い定番問題に焦点を当てて!
そうすることで、4択の中で正答に導ける可能性が
高くなります。
では、特徴を二ヶ所に絞るポイントは
建築物の特徴を二ヶ所に絞るポイントとして
- テキストの太文字、色文字
- 建物形の特徴
私はこの二つにポイントを絞って特徴を暗記しております。
例えば例に挙げた「広島基町団地」でいうと
- 高層密度団地
- 木造老朽化
それともう一つ、実はあるんですよね特徴が!
建物の平面形状がくの字
こんな感じで暗記しています。
多分、広島基町団地が出題されても大丈夫だと思います。
大事な定番問題を取りこぼさないために
出来る限り、特徴を二ヶ所暗記する。
まとめ
最近の住宅系の特徴を問う試験問題では、
過去問で勉強していた特徴を一部変更している
パターン それと、
別の建築物の内容を入れ替えた、すり替え問題として
問われるパターンがあると思います。
試験元も、マニュアル的に勉強している受験生に
こういった出し方をした場合に分かりますか?
こんな感じなんでしょうね。
各資格学校や、通信の模試などでもそのような形で
出題される枝が多々あると思います。
この辺が暗記をするうえで大変なんですけど・・・・
でも、目指すは一級建築士合格なので!
特徴をつかんで繰り返し暗記していきましょう!
目指せ一級建築士!
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