今日の暗記は【施工】です。
今回は、地盤調査をピックアップしていきます。
この分野は、地盤の状況を調べるのにいろいろな調査や試験があり
粘性土や砂質土等の場合どのような調査や試験があるのか
その調査や試験にはどのような特徴があるのか?
そのような内容が問われることが多いようです。
各調査や、試験の特徴をつかむのがポイントではないかと思います。
それでは行ってみましょう!
学科 今日これだけは暗記するぞ! 施工編3
地盤調査
今日のポイントはこの二つ
- 地層、支持地盤の種類
- 原位置試験
地層、支持地盤
- 洪積層➡ 信頼できる良質地盤
- 沖積層➡ 比較的軟弱な地盤
原位置試験
サウディング
- ベーン試験➡ 十字形の羽根を地中で旋回させる。
非常に柔らかい粘性土のせん断強さを調べる。
- 機械式コーン貫入試験➡ 軟弱な粘性土の調査に利点が多い。
調査能率、制度においては、標準貫入試験より優れている。
- スウェーデン式サウンディング試験➡ 小規模な建築物の調査に有効。
調査深さが比較的浅い場合、軟弱地盤下部の杭支持層深さの追跡を行う。
スクリュウーポイントが3㎜程度以上減少したものは使用しない。
標準貫入試験
- 標準貫入試験用サンプラーが30㎝貫入するのに要する打撃回数をN値という。
- 本打ちの打撃数は、特に必要のない限り50回を限度としその時の貫入量を測定する。
N値から推測される主要項目
- 砂質土⇒ 相対密度、変形係数、動的性質。 (地耐力、液状化の判定など)
- 粘性土⇒ 硬軟の程度。
平板載荷試験
- 直径30㎝の円形の載荷板を用いて地盤に載荷し荷重と
沈下量の関係から支持力特性(地盤の変形や強さ等)を調べる。 - 載荷面より載荷幅の1.5~2倍の深さまでの地盤を調べる。
孔内水平載荷試験
- 地震時の杭の水平抵抗及び基礎の即時沈下を検討する場合に
必要な地盤の変形特性を求めるもの。
常時微動測定
- 特定の振動源から直接的影響を受けていない状態での微振動をいい、
これを測定して地盤の特性(振動特性)を調べる。
弾性波速度検層(PS検層)
- 地盤のP波、S波の速度分布を測定し、その速度値から地盤の硬軟の
判定及び剛性率、ヤング係数などを求める。
まとめ
この分野の整理の仕方として、例えば原位置試験の場合
サウンディング⇒ 粘性土
標準貫入試験⇒ 砂質土
そこから、地盤の状態や試験の特徴を抑えていくという
流れで私は勉強していました。
機械式コーン貫入試験⇒ 軟弱な粘性土 みたいな感じです。
よく問われるのは、標準貫入試験ですよね!
ここは抑えておきたいです!
目指せ一級建築士!
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