今日の暗記は【施工】です。前回はこちら。
今回は、土工事の中から試験対策になりそうな部分をピックアップしていきます。
この分野も、こういった仕事に携わってないと初めて聞く用語や施工方法などが
出てくるので理解に苦しむかもしれません。
ただ試験で問われる内容はそれほど難しくないので過去問をこなしていれば大丈夫だと思います。
それでは行ってみましょう!
今日これだけは暗記するぞ! 施工編4
土工事
用語
ヒービング
- 軟弱な粘性土地盤において、掘削場内外の地盤の重量差によって地盤に滑り破壊が生じて、掘削底面に
周囲の地盤が回り込んで盛り上がってくる現象。
盤ぶくれ
- 被圧地下水によって掘削底面が持ち上がる現象。
ボイリング
- 砂質地盤において、砂中を上向きに流れる水の圧力のために砂粒子が掘削場内に湧き上がってくる現象。
対策
- ボイリング・盤ぶくれ
- ウエルポイント、ディープウエルなどで地下水を下げる等。
- ヒービング
- 周辺地盤をすき取り、山留め壁背面の荷重を減らす等。
排水
釜場工法
- 湧水に対して安定性の低い地盤では、ボイリングを発生させ地盤を緩めることがあるため適さない。
ウェルポイント工法
- 真空ポンプにより地下水を強制的に排水する工法。
- 透水性の高い砂質土層から低い砂質シルト層までの地盤に適応可能。
ディープウェル工法
- 根切内部あるいは、外に掘削孔1~0.4m、井戸管0.6~0.3m程度のウェルを設け水中ポンプによって排水する工法。
リチャージ工法
- ディープウェルなどで揚水した地下水をリチャージウェルでを用いて地盤へ還元する工法。
- ディープウェル工法を採用する場合に比べて、必要揚水の量は多くなる。
- 対象とする帯水層だけに注水できるように、井戸管と削孔壁との間の空隙部の遮水を確実に行う。
まとめ
私自身、【施工】は苦手意識は無いのですが、点数の良い時と悪い時のばらつきがありました。
結構、点数が取れそうで取れないのが【施工の】特徴ではないでしょうか?
数値の暗記も苦労しますし・・・
多分、みんな同じ思いを感じながら勉強していると思います。
PS
いつもブログに書いてある内容につきましてはご自身のテキストなどで確認をお願いします。
目指せ一級建築士!
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