私は、H29に学科に初めて合格しその後3回の製図試験に不合格となり
令和元年に角落ちを経験しました。
一級建築士を目指すものとして絶対避けたい角落ち。
こんなに時間をかけて勉強に打ち込んだのに超えられない壁を目にして
感じる挫折感。
そんな中、仲間たちは合格していく・・・・
素直におめでとう・・・・ と言えるほど人間はできていない・・・・
今までかけてきた時間と引き換えに得たものは・・・・?
せっかく合格率約20%の学科に合格してあともう一歩であの一級建築士になれるのに・・・・
こんな気持ちになるくらいなら挑戦しなければよかった・・・・
5年前、全て自分で決めた道とはいえ、一級建築士への道がこんなに果てしなく長い
トンネル、そして一度入ったらなかなか抜け出せない道だとは。
過去3年間の製図勉強と本試験での経験から、令和元年の製図試験では試験終了と同時に角落ちを覚悟した。
それから一か月、時間が経つのは本当に早い。製図試験が終了してあっという間に一か月が過ぎた。
一級のことを考えないようにしていても、なんか居心地が悪い。
製図試験終了からの一か月、一級のことがよぎっても無視をし、この数年間の勉強から
解放しようと努めていたが、時折心のどこからか言葉が聞こえてくる・・・
(どうするのこれから?)
心の奥から聞こえてくる何か・・・・(これからどうするの?)
そう、一級のことを考えないようにしているのにこの居心地を悪くしている原因はこいつだ!
日増しに大きくなってくるこの心の声、この心の声大きくなりやっと今の自分が置かれている状況に気づく
置かれている状況は何も変わっていない、一級建築士挑戦という果てしなく長いそして暗いトンネルの
中にいるというこの状況と現実、そしてこの居心地の悪さはの原因は、その果てしなく長い暗いトンネルを
抜け出すために再挑戦するのか、それとも諦めるのか、その答えを出さない限りいずれにしても
この状況と現実は変わらない。
挑戦か断念か・・・ 二者択一!
頭の中ではいろいろな考えが駆け巡り心の中ではいろいろな感情が入り混じる。
そんなことを整理するためにノート思いのたけを正直に書き出し今の自分を見つめ直してみる。
カッコつけだけで乗り越えられる相手ではない、なぜ一級に挑戦するのか?
目的を考えるということはあまり好きではないが、必然的にこの目的にも目がいく。
そうしてノートに殴り書きをし出した答えが一級建築士に再挑戦という答えだ。(ノートはこちらのブログで紹介しています)
角落ちを経験し、また初めからという気持ちはなかなかつらい。
でも角落ちを経験したからこそ分かることもいっぱいあると思う。
私自身、二度目の学科の勉強をして感じたことは、一回目の学科の勉強もかなり頑張って勉強したつもりでいたが
結構理解していなかったり、考え方が間違っていたりしてたことが多々あった。
私の場合、やっぱりもう一度初めからやり直せということだったみたいだ。
H29の初めて学科試験に合格した時のように自分なりに猛勉強をし、角落ちから
翌年(R2)に学科復活合格ができ、いつも陰ながら応援してくれている奥さんにもひとまずの
良い報告と何とか憧れの一級までもう一歩のところまでこぎつけれた。
角落ちを経験して
私の場合は何とか翌年に学科復活合格ができた。
一級の学科に合格することで少しは解消されたが、一級建築士を目指すための目的は
H28挑戦するときに決めそれからこの数年変わらない「劣等感の克服」
学力に対して劣等感を感じこれを克服するために一級に挑戦しようと決め
スタートを切った一級建築士挑戦への道
自分だけの挑戦のはずが、勉強を進めるうちに応援してくれる先生や先輩、SNSでつながった仲間
もちろん奥さんをはじめ家族の存在、そして親への恩返し
そんな一級へ挑戦する者、私だけに限らず、すべての一人一人に素晴らしい物語ができてくる。
一発合格はもちろん素晴らしい。
角落ちもまたよし。
ただ角落ちを経験して思うのは、この挑戦を自分の納得できるものにしたい。
この一級建築士への挑戦という物語を進めるにしても諦めるにしても自分に納得できるものにしたい。
そして挑戦を決めた頃振り返り納得できる自分がいた時にこの長い一級建築士への挑戦という物語は
終了するのだと思う。
目指せ一級建築士!
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