一級建築士学科受験対策 片持ち梁の反力

今日は片持ち梁の反力についてです。

前回の単純梁の反力との違いは、支点が固定端なので反力の数が3つとなり垂直反力、水平反力の他に
反力モーメントが生じます。
ですが!考え方や求め方は全然難しくありません!

学生時代はモーメントと聞くだけで、「何それ」「めんどくさ」ってなってましたけど・・・(笑)

固定端の特徴として、自由端側(梁の先端)に荷重が作用した場合、固定端の視点では直角(90度)を保ちながら
梁が荷重方向に弓のように変形します。
【支点で直角を保つ】という特徴はこの先、力学の勉強を進める上で知識として押さえておいたほうが良いです!

それでは行ってみましょう!!!

 

 

 

片持ち梁の反力

今回は、片持ち梁に垂直荷重と水平荷重が作用しています。

力のつり合い条件、ΣX=0、ΣY=0、ΣM=0より反力を求めます。

反力片持ち梁画像

最初に設定する反力の矢印の方向は仮設定でOKです。
反対の向きの場合、符号が反対に出ますので。
例えば垂直反力VAを上向きと仮設定して計算の結果符号がマイナスとなった場合は
VAの矢印が反対向きとなり下向きということになります。
そのうち荷重の大きさや向きで最初に設定する反力の向きも分かってきますんで問題ないです。

よろしければ動画もご覧ください↓↓

反力片持ち梁動画

 

まとめ

等分布荷重が作用したり、集中荷重が斜めに作用したり最初あれって思う問題もありますが
計算上の理屈さえわかってしまえば問題ないです。
力をまとめて考えるか、分解して考えるかなので。

いっぱい間違えていっぱいやり直しましょう!

お互いに!

そして本番で6点ゲットしましょう!

 

目指せ一級建築士!

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