今日は、力学に登場する【比】についてです。
力学の計算問題で「比で答えなさい」って結構ありますよね。
たわみの問題なんか、「うぁ・・たわみの問題・・めんどくさそう」って
思ったら、なんだ断面二次モーメントを求めて比較すればいいのねって
個人的には、こういった問題の場合ラッキーって思ってました。
でもこれが意外と最終的に比に直したときに、1:2を2:1なんて感じに
逆に答えてしまって不正ってことが多々ありました。
こういった場合の構造のテストの時って、「あれ?構造の点数悪いな~もっと点数とれてると思ってた~」って
なるんですよね。本人的には、力学まあまあできたかな~と思ってるんで・・・
そんなわけで、算数嫌いな私が、最終的に【比】が求められた場合でも間違わずに
確実に一点ゲットできる整理方法を紹介いたします。
比の考え方
私の比の整理の仕方は、【くらべるときの比】と【等しいときの比】っていう具合いに
二通りに分けて整理しています。
多分、【くらべるときの比】はそんなに間違わないと思うのですが、「等しくなるときの比を求めろ」と
問われた場合に、【くらべるときの比】と【等しいときの比】がごっちゃになり間違うケースが多いと思います。
くらべるときの比
QA:QB=1:2 ⇒ QAが1でQBは2
QA:QB:QC=1/2:2:3 ⇒ 1/2を整数にして分かりやすくするために全て2をかける。 ⇒ QA:QB:QC=2:4:6
もっと分かりやすくするために共通項で割る。⇒ 共通項の2で割る ⇒ QA:QB:QC=1:2:3
等しいときの比
2QA=1QB ⇒ QA:QB=1:2 QAが1でQBが2のときQAとQBが等しくなります。
考え方として、2QAと1QBを1に直して比べると間違いにくくなります。
QA:QB=1/2:1/1 ※ 2QAと1QBをそれぞれ1に直すのでこのようになります。
あとは、【くらべるときの比】の手順と同じように整数に直して分かりやすくするために
それぞれに2を掛けます。
QAが1でQBが2のとき等しくなります。
まとめ
私はこのような考え方で整理をし問題を解くことで
不整合を減らすことができました。
いろいろ考え方はあるのかもしれませんが、【等しいときの比】を求めるときの
それぞれ1に直して比べて考えるという方法が一番しっくり来て分かりやすかったです。
結構時間かけましたけど・・・(笑)
目指せ一級建築士!
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